臨床薬理の進歩 No.47
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結  語謝  辞利益相反 合併症に伴う試験治療中止に至る症例は認められず、内視鏡的 RFA を併用する GCD は安全に実施可能であった。mRNA 検査より、RFA に伴う免疫活性による治療効果改善の可能性および RFA後 3 ~ 7 日以内の免疫チェックポイント阻害剤投与が有用である可能性が示唆された。今後、多数例での前向き無作為比較試験に評価が待たれる。 本研究の遂行にあたり、研究助成を賜りました公益財団法人臨床薬理研究振興財団に心より感謝申し上げます。 本研究に関して開示すべき利益相反はありません。763 倍と増加しており、PD-1 と PD-L1/L2 の結合をブロックする免疫チェックポイント阻害剤の作用機序を考慮すると、増加傾向がそれほど強くなっていない 7 日以内の投与によるブロックが考慮される。一方、CD8 に関しては、RFA 後 /RFA 前の発現量比が 3 日目以降にほぼプラトーとなるため3 日目以降がリンパ球の観点から、有用である可能性が示唆される。この 2 点を考慮し、RFA 実施後 3 ~ 7 日以内に免疫チェックポイント阻害剤の投与を行うことが重要である可能性が示唆された。ブースト効果に関しては、2 例と少数例ではあるが、RFA2 回目 /RFA1 回目の PD-1 の比はそれぞれ、38.4 倍および 115.6 倍であり、著明な増加を示しており、RFA を複数回行うことで、ブースト効果が生まれる可能性が示唆される。今後は、多数例での検討と RFA の回数についての検討を行っていく必要がある。 予後と RFA の関連性に関しては OS と PFS を用いた評価が現時点では困難なため、血液サンプルによるm RNA 発現量解析に同意を頂いた症例で検討を行った。すべて化学療法開始後、6 カ月以上経過しており、6 カ月以上 GCD(8 サイクル)の投与ができている症例(D 単独移行例)を効果良好群 と し、1 回 目 の PD-L1、PD-1 お よ び PD-1 のRFA 前後での増加率を検討した。従来報告されている 8)通り、RFA に関わらず、1 回目 PD-L1 高値 で 予 後 良 好 だ っ た。RFA の 効 果 に 関 し て はRFA 前後で PD-1 が増加している症例で予後良好の可能性はあるが、症例数が少なく有意差はなく、結論が出なかった。今後、OS、PFS も含めた今後の大規模症例による検討が必要である。

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