egnahcdofER2ER1VEGFPIWIL4E stradiolL a n s o + F ulvestra ntF ulvestra ntL a n s o prazoleC o ntrolABl6420考 察図 4 ER 非依存的な VEGF 誘導経路の探索A IPA 解析を用いたシグナル経路の探索、B RNA-seq による発現量の変動投与期間は、生命予後とも相関しており 12)、可能な限り長期間投与できることが望ましい。そこで、医療ビッグデータ解析を用いて、PPI またはボノプラザンを使用している大腸がん患者を対象にベバシズマブ投与期間を解析した。がん患者では全身状態などの背景因子が予後に大きく影響するため、同程度の胃酸分泌抑制作用を有する PPI とボノプラザンに着目して比較検討を行った。その結果、PPI を使用している患者の方がボノプラザンを使用している患者よりベバシズマブ投与期間が長いことが明らかとなった。また、VEGF は発現から十分に効果を発現するまでに数週間を要する 13)。そこで、ベバシズマブ投与前の PPI 服用期間で層別化し、ベバシズマブ投与の 30 日以上前以前からPPI を使用している群の方がベバシズマブ投与期間が長いことを見出した。これらの結果から、ベバシズマブ投与を受ける大腸がん患者においては、胃酸分泌抑制薬を使用する際には抗 VEGF 薬58また、RNA-seq での PIWIL4 遺伝子の発現について示す(図 4B)。 我々は、PPI が VEGF を誘導するメカニズムおよび抗 VEGF 薬の治療効果に与える影響について、大腸がんは他のがん種と異なるメカニズムを有している可能性を示した 6~8)。そこで本研究では、その違いに着目し、医療ビッグデータ解析およびオミックスデータ解析、細胞実験を統合した研究手法により、抗 VEGF 薬の治療効果に胃酸分泌抑制薬が与える影響について検討を行った。 ベバシズマブは、大腸がんにおいては治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんの患者に投与される。そのため、大腸がん患者では、有害事象による中止例を除いては有効性がみられる間はベバシズマブの投与を継続する。ベバシズマブの
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