臨床薬理の進歩 No.47
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表 1 登録、完遂症例の患者背景BMI:Body Mass Index、FAACT:Functional Assessment of Anorexia/Cachexia Therapy、mMRC:modified Medical Research Council年齢 (歳)性別 (男性)喫煙歴 非喫煙者 既喫煙者 現喫煙者体重 (kg)BMI (kg/m²)FAACT 食欲・悪液質スコアmMRC 息切れスコア左右の平均握力 (kg)血液検査 アルブミン (g/dL) プレアルブミン (mg/dL) トランスフェリン (mg/dL) HbA1c (%)合併症 気胸 糖尿病 心疾患 B 型慢性肝炎内服薬 ニンテダニブ プレドニゾロン登録症例 (19 例)72 (48-82)11 (57.9%)10 (52.6%)8 (42.1%)1 (5.3%)43.3 (27.9-62.9)16.9 (13.2-22.1)28 (10-41)2 (1-4)23.7 (11.9-37.2)3.7 (3.1-4.6)18.9 (13.1-28.2)245 (166-394)5.7 (5.3-6.6)4 (21.1%)3 (15.8%)2 (10.5%)2 (10.5%)2 (10.5%)1 (5.3%)完遂症例 (15 例)73 (48-82)8 (53.3%)9 (60.0%)5 (33.3%)1 (6.7%)42.4 (27.9-60.4)16.8 (13.2-22.1)26 (10-41)2 (1-4)23.6 (11.9-32.4)3.7 (3.1-4.3)17.2 (13.3-28.2)245 (166-394)5.8 (5.5-6.6)4 (26.7%)3 (20.0%)2 (13.3%)2 (13.3%)2 (13.3%)1 (6.7%)中央値 (範囲) または症例数 (%)46 19 例のうち 15 例がプロトコル治療を完遂し、完遂率は 78.9%であった。非完遂例の内訳は、有害事象による中止 3 例(肝機能障害 1 例、浮腫1 例、肺炎 1 例)および介入開始前の同意撤回 1 例であった。有害事象のうち、肺炎は原疾患に起因するものであり、アナモレリン内服との関連は否定された。食欲および悪液質に対するアナモレリンの有効性 食欲および悪液質に関する FAACT スコアは、アナモレリン 8 週間投与により 28(23-36)点から34(32-37)点に有意に改善した(p = 0.028、図 2A)。体重および筋肉量を反映する除脂肪体重もそれぞれ43.3(38.3-49.6) kg か ら 44.4(39.5-50.9)kg、 33.4(28.3-36.4) kg から 34.3(28.3-38.3) kg(p < 0.001、図 2B、C)と有 意 に 増 加した。栄 養 指 標 である プレアルブミンは 18.9(16.0-22.6) mg/dL から 20.4(18.5-25.1) mg/dL(p = 0.001、図 3A)、トランスフェリンは 245(206-285) mg/dL から 266(222-356) mg/dL(p < 0.001、図 3B)といずれも有意に上昇した。呼吸器症状、筋力、消化器症状に対する有効性 呼吸器関連指標の mMRC 息切れスコアは 2(1-2)から 1(1-3)、(p = 0.042、図 3C)、K-BILD スコアは 54.5(46.3-57.4)から 55.4(50.7-60.2)、(p = 0.035、図 3D)といずれも有意に改善し、アナモレリン内服による呼吸困難の軽減と呼吸器関連 QOL の改善が確認された。アナモレリン 100 mg 1 日 1 回投与により、血中 GH は 3.14(0.91-7.82) ng/mLか ら 8.12(4.29-14.2) ng/mL(p = 0.004、 図 4A)、

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