写真 2 Offermanns 教授のご自宅で写真 3 毎年恒例のラボメンバー記念撮影臨床検体を用いた研究も盛んで、基礎研究と一言で言っても実臨床への応用を見据えた内容に重点が置かれているように感じました。なお、研究所内の使用言語は英語です。ラボの生活・研究内容 薬理部門のディレクターである Offermanns教授は、医師であり、薬剤標的として非常に重要な G タンパク共役結合受容体(G-protein coupled-receptor:GPCR)の専門家です。私たち家族をご自宅に招待していただくなど、非常に親切にしていただきました(写真 2)。仕事に対しては厳しい一面もありますが、自身もハードワ ー カ ー で す。 ラ ボ に は 十 数 名 の ス タ ッ フ(研究者・技術者)に加え、私のような博士研究員と博士課程の学生が合計で30名程在籍しています。ドイツ人は全体の約 3 分の 1 で、他はアジア(中国、韓国、フィリピン、台湾、日本)、インド、ロシア、ドイツ以外の EU 国、中南米(メキシコ、アルゼンチン)など、国際色豊かなメンバーで構成されています(写真 3)。様々なバックグラウンドを持つ同僚たちと日々切磋琢磨し、研究の技術や知識を深め、そして成果を数々の国際誌に発表できたことは、非常に有意義でした。Offermanns 教授は指導にも積極的で、私たち部下各々に対して 2 週に 1 度の個別ミーティングを設けています。これは研究を進める上でのある種のモチベーションにもなりました。また週に 1 度のカンファレンスでは、自身の研究進捗を発表する Progress Report および最新の重要論文を解説する Journal Club を各 1 人が担当して行います(写真 4)。どちらも徹底的な議論がなされます。 Offermanns 教授のもと、私は主に虚血性心疾患282
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