土井 駿一Doi Shunichi聖マリアンナ医科大学医学部内科学 循環器内科学 私は 2023 年 4 月~ 2025 年 3 月までの 2 年間、米国ミネソタ州のロチェスター市にある Mayo Cinicの循環器部門に留学をさせていただきました。臨床薬理研究振興財団の海外留学助成金をいただき、実りある留学になりましたことを大変感謝しております。ここで紙面をお借りして御礼申し上げますと共に留学のご報告をいたします。 私は 2015 年に聖マリアンナ医科大学(以下本学と呼ばせていただきます)を卒業後そのまま初期研修を同大学病院で行い、医師 3 年目から循環器内科へ入局しました。入局時より本学の大学院へ入学し、指導医は現在本学薬理学教授である木田圭亮先生でありました。臨床で修練を積みながら何とか博士論文を出版することができて、大学院卒業時はコロナ禍でありましたが、臨床研究の面白さに気がつくようになりました。その中で海外の最新の知見に触れて研究してみたいと思っていたところ、医局の先生方が群馬大学の小保方優先生を紹介してくださり、Mayo Clinic のボスの Barry Borlaug 先生に繋いでいただけました。しかし、ボスから「Grant は取って来てほしい」と連絡があり、必死に留学助成金を探していました。実質的に助成金を取らねば渡米できない状態となり、木田先生に相談したところ当時本学薬理学教授であった松本直樹先生にご推薦をもらい、臨床薬理研究振興財団の海外留学助成金をいただけたという経緯でした。 私は妻と 2 人で留学しましたが、振り返ってみると渡米時は極めて無策だったと思います。幸運にもアパートは渡米直前に日本から契約ができて渡米しました。車は現地で購入するつもりだったので、渡米当日にロチェスタートヨタに駆け込み、車を売ってくれと懇願しました。しかし、当然様々な手続きが必要で、車を売ってくれるわけもありませんでした。何とかアパートに入ることができましたが、結局 1 か月以上、車がない生活を送りました。277PROFILE2015年3月 聖マリアンナ医科大学 卒業2015年4月 聖マリアンナ医科大学病院 初期臨床研修2017年4月 聖マリアンナ医科大学 循環器内科学 診療助手2021年3月 聖マリアンナ医科大学大学院卒業 博士(医学)取得2021年4月 聖マリアンナ医科大学 循環器内科学 助教2023年4月 Mayo Clinic Department of Cardiovascular Medicine Visiting research fellow2025年4月 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 循環器内科 医長2026年1月 聖マリアンナ医科大学 循環器内科学 講師はじめに留学までの道のりメイヨークリニックとロチェスター市での生活Mayo Clinic 留学報告(2023年4月~2025年3月)
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