臨床薬理の進歩 No.47
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(D)(D)例における同 51 遺伝子の遺伝子発現を遺伝子転座HLF、PAN3 の 3 遺伝子の発現量が欠損していたため 48 遺伝子を用いた)、細胞株の場合と同様の関連性が確認された(図 2C)。さらに、これらの遺伝子を用いて細胞株と臨床検体を混合して UMAP解析を行ったところ、細胞株と臨床検体の間でほぼ同じパターンの関連性が確認された(図 2D)。これらの知見は、細胞株が臨床検体の遺伝子発現プロファイルの特徴をよく保存している可能性を示唆している。細胞周期関連遺伝子に着目した RNA-seq データの利用 これらの細胞株を用いてどのような解析ができるのか、その実例として以下の解析を行った。ALL細胞株は一般に in vitro で無限の増殖能を示し、それは少なくとも部分的には in vivo での ALL細胞の増殖能と関連している可能性がある。そこで、RNA-seq データを利用して、BCP-ALL 細胞株の細胞周期の進行に関与する遺伝子の同定を試みた。KEGG パスウェイデータベース(hsa04110)の125 細胞周期関連遺伝子と細胞株の S 期およびG2/M 期の割合との関連を、PI 染色によって細胞周期解析を行った 67 BCP-ALL 細胞株で評価した。その結果、HDAC2・CDC23・YWHAG・MAD2L1・CCNH・ANAPC7・CDC6・ANAPC5・ORC3・RBX1 の 10 遺伝子で有意な正の相関(R > 0.4)が認められた(図 3)。対照的に、サイクリン D2 をコードする CCND2 では、予想に反して有意な負の相関(R <-0.4)が観察された(図 3)。以上より、これらの遺伝子の少なくとも一部は BCP-ALL 細胞株の細胞周期の進行に関与している可能性が示唆される。図 2 RNA-seq データを用いた細胞株および臨床検体のクラスタリング(D)48 遺伝子の発現に基づき細胞株 80 株と臨床検体 341 症例について UMAP 解析した。各点および四角はそれぞれ細胞株および症例を示し、各色はそれぞれの遺伝子転座を示す。急性リンパ性白血病細胞株バンクの薬剤耐性の機序解明とその克服を目指した研究ご と に 視 覚 化 す る と( 臨 床 検 体 で は EBLN3P、243

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