I86420 ANRmnitca-ybdezilamronANRmSSAO図 4 各がん種における OASIS mRNA の発現比較各がん種における OASIS mRNA 発現レベルを示した real-time PCR 解析。PC3、BT474、LS174T、ZR-75-1、CAMA1、HCC1806、U2OS、MFM223、U87MG で OASIS mRNA の 発 現 が 認 め ら れ る。 一 方、MCF7、SK-BR-3、T47D、MDA-MB-468、AU565、U251MG ではほとんど発現がみられない。Mean ± S.E.、n=3。U2OS 細 胞、MFM223 細 胞、U87MG 細 胞 ) で はOASIS mRNA の 発 現 が 観 察 さ れ た( 図 4)。高 メ チ ル 化 状 態 が 検 出 さ れ た MCF7 細 胞、SK-BR-3 細胞、T47D 細胞、MDA-MB-468 細胞、U251MG 細胞では OASIS mRNA がほとんど発現していないことがわかった。しかしプロモーター領域全体のメチル化レベルが比較的高い CAMA1細 胞 で OASIS mRNA の 発 現 が 認 め ら れ た。一方で全体のメチル化レベルが低いにも関わらず、 AU565細胞ではOASIS mRNAの発現が低かった。前 述 の 通 り、CAMA1 細 胞 は 3’側 の メ チ ル 化レベルが低く、AU565 細胞は 5’側のメチル化レベルが低いことがわかっている。この特徴がOASIS mRNAの発現に影響すると考えた。すなわち3’側 の DNA メ チ ル 化 レ ベ ル が、OASIS mRNA発現の制御により深く関わると仮説を立てた。OASIS プロモーター領域内の 3’側における DNAメチル化レベルが、OASIS発現制御に重要である OASIS の発現に最も重要なメチル化サイトを特定するため、乳がんを由来とする3種類の細胞株200モ ー タ ー 領 域 の 高 い DNA メ チ ル 化 率 が 観 察された。同様に乳がん由来細胞株である BT474細胞や ZR-75-1 細胞、HCC1806 細胞、AU565細胞、MFM223 細胞は、DNA メチル化レベルが比較的低かった。その他のがん細胞株である前立腺がん由来細胞株 PC3 細胞や結腸がん由来細胞株LS174T 細 胞、 骨 肉 腫 由 来 細 胞 株 U2OS 細 胞 も低 い メ チ ル 化 レ ベ ル を 示 し た。 し か し な が ら OASISプロモーター領域内でメチル化レベルが高い領域に注目すると、CAMA1細胞は3’側のメチル化レベルが低く、AU565 細胞は 5’側のメチル化レベルが低いような特徴が認められた。以上より、各 が ん 細 胞 株 で OASIS プ ロ モ ー タ ー の DNAメチル化レベルは異なり、同じがんを由来とする細胞株間でも同程度のメチル化レベルにならないことがわかった。次にこの多彩なメチル化パターンが OASIS の 発 現 に お よ ぼ す 影 響 を 検 討 し た。各がん細胞株を用いて real-time PCR 解析を実施すると、OASIS プロモーターの DNA メチル化レベルが低かった細胞株(PC3細胞、BT474細胞、LS174T 細 胞、ZR-75-1 細 胞、HCC1806 細 胞、141210図4
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