臨床薬理の進歩 No.47
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率存生避回症少減球中好正常群変異群p<0.01好中球減少症を呈した患者の特徴  好 中 球 減 少 症 を 呈 し た 8 例 の 患 者 の 特 徴 をまとめた(表 3)。好中球減少を示した患者のうち、変異を有さない患者が 2 例、R139C ヘテロ接合体接合体が 1 例であった。重度の好中球減少症を呈した患者は、変異を持たない患者が 1 例、R139H変異を持つ患者が 1 例であった。肝移植後の拒絶反応が GCV/VGCV 投与中に発生した患者は 3 例おり、いずれもステロイドパルス療法で改善した。好中球減少症を伴った患者のうち 3 例は細菌感染を発症し抗菌療法を要した:1 例は原因不明の培養陰性発熱で抗菌療法により改善し培養陰性細菌感染と診断、1 例は Streptococcus mitis/oralis による菌血症、1 例はカテーテル関連血流感染で培養陰性であったがカテーテル抜去と抗菌療法により改善した。全員が治療により回復した。好中球減少のため GCV/VGCV を中止した患者が 2 例いたが、いずれも中止後 2 週間以内に CMV DNA 量が再上昇したため治療を再開した。治療再開後に血球数が図2期間(日)図 2  抗ウイルス療法中における好中球減少症回避生存率抗ウイルス療法の開始から好中球減少症の発症までの日数を、正常群と変異群の Kaplan-Meier 曲線を用いて示す。群間比較には Log-rank 検定を用いた。好中球減少症:好中球数 1000/µL 未満小児肝移植患者におけるサイトメガロウイルス治療中の好中球減少症とNUDT15(Nucleoside diphosphate–linked moiety X-type motif 15)変異との関連が 4 例、R139C ホモ接合体が 1 例、R139H ヘテロ再び低下することはなかった。好中球減少症を呈した患者に投与中の死亡例はなかった。 図 2は GCV/VGCV 投与中の両群の好中球減少症 回 避 期 間(neutropenia-free survival) を 示 すKaplan-Meier 曲線である。好中球減少症回避期間 は 正 常 群 で 有 意 に 長 か っ た(Log-rank 検 定、p<0.01)。GCV/VGCV 投与開始から好中球減少症発症までの平均日数は、正常群で 49日(範囲 21–77日)、変異群で 32.7 日(範囲 12–77 日、中央値 27.7 日)であった。好中球減少を呈した全患者で、Neut は治療開始から 40 日以内に回復した。GCV/VGCV の治療効果   表 4は CMV 疾 患 お よ び 感 染 に 対 す る GCV/VGCV 治療の経過をまとめたものである。治療期間に両群間で有意差は認められなかった(p=0.43)。正常群では 7 例、変異群では 1 例が DNA 濃度が検出限界以下に低下した後に再び陽性となった。いずれの患者も GCV/VGCV の再投与により CMVは 再 び 検 出 不 能 と な っ た。 臨 床 的 に は GCV/169

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