t-test を、3 群以上の比較には一元配置分散分析結 果消化して行った 5)。フローサイトメトリー解析で は、全細胞を 2.4G2 抗体(BioLegend)で Fc 受容体をブロッキング後、指定抗体で 4 ℃にて染色した。死細胞は LIVE/DEAD Fixable Aqua Dead Cell Stain(Thermo Fisher Scientific)で染色した。RNA-seq 解析のための ILC2 分取では、CD3ε、CD8α、CD5、CD19、CD11c、Gr-1、F4/80、FcεRIαおよび TER119 抗体をリネージマーカーとして用い、これら陽性細胞を除外した。表面および細胞内染色には、これまでの報告と同様に特定の蛍光標識抗体(BioLegend Thermo Fisher Scientific SouthernBiotech 製)を使用した 7)。 細胞内サイトカイン染色では、単離細胞を PMABiosciences)添加のもと 37 ℃で 2 時間培養した。表面抗体染色後、細胞を 4% PFA(PBS 中)で室温 15 分固定し、Foxp3/TF buffer set(Thermo Fisher Scientific)に含まれる透過化バッファーで4 ℃、60 分間透過化処理を行った。転写因子染色も同キットを用い、メーカーのプロトコールに従って実施した。このときに ILC サブセットを見分けるため、GATA3 と RORγt 抗体を使用した 8)。メトリーによるリンパ球解析では、まず前方散乱光集団を厳密に定義し、さらに CD45 発現に基づいて ゲーティングを行った。データ解析には FlowJoソフトウェア(TreeStar 社製)を用いた。統計解析 データは平均値 ± 標準誤差(S.E.M.)として示した。2 群間の比較には対応のない Student's 小児期に発症する好酸球性胃腸炎の発症メカニズム解明と治療への応用研究ありとした:(*p < 0.05, **p < 0.01, ***p < 0.001 とする)。すべての解析は GraphPad Prism を用いて行った。ヒト小児胃内視鏡検体を用いた網羅的細菌叢解析 これまで一般的には、ヒト胃内の常在細菌は極めて限られ、胃酸環境の影響からおよそ 1 千〜 1 万個程度の共生細菌しか存在しないと考えられてきた。しかしながら、我々はこれまでの研究で、胃が単なる消化器官にとどまらず、固有の免疫応答を誘導するユニークな免疫臓器であることを明らかにしてきた 9)。また、実験動物であるマウスを用いた研究において、胃にも小腸や大腸に匹敵する多様な細菌叢が共生していることを報告している 5)。これらの知見を基盤として、本研究ではヒトにおける胃の細菌叢構成とその免疫学的意義を明らかにすることを目的とした。 得 ら れ た 凍 結 組 織 か ら は、 細 菌 叢 由 来 のDNA および宿主細胞由来の mRNA をそれぞれ 抽出し、前者を 16S rRNA アンプリコンシーケンスによる網羅的細菌叢解析に、後者を免疫応答関連遺伝子の発現解析に供した(図 1A)。特に、我々が注目している ILC2 の遺伝子発現を指標として、胃における免疫応答の特徴を解析した。 まず、ユニバーサルプライマーを用いた定量解析により、胃内に存在する細菌量を評価した。その結果、ヒト胃組織中には従来の想定を大きく上回る数の細菌が存在しており、内視鏡検体として得られたわずか約 2 mm 程度の組織中においても、平均で 約 1 〜 3 × 10 5 個 の 共 生 細 菌 が 検 出 さ れ た(図 1B、 C)。この結果は、胃全体として考えるとさらに多くの細菌群が共生している可能性を強く示唆するものである。さらに、胃体部と胃前庭部の間で細菌数に顕著な差は認められなかったものの(50 ng/mL) お よ び イ オ ノ マ イ シ ン(2 µg/mL)存 在 下 ま た は IL-33 刺 激 下 で、GolgiPlug(BD 細 胞 解 析 お よ び 細 胞 精 製 は FACSAria Ⅲ(BD Biosciences)を用いて行った。フローサイト(FSC)および側方散乱光(SSC)によりリンパ球(ANOVA)を用いた。p < 0.05 を統計学的有意差135
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