臨床薬理の進歩 No.47
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 Prdm16 高発現によりミトコンドリア OXPHOS結  果PRDM16による代謝リプログラミングは白血病細胞のシタラビン耐性を誘導する図 1 MA9/Prdm16 細胞ではミトコンドリアの基礎及び最大酸素消費量(OCR)が有意に増加するMA9 コントロールと MA9/Prdm16 細胞を用いてフラックスアナライザーによるミトコンドリア酸素消費速度の解析を行った結果、MA9 コントロールに比べて MA9/Prdm16 細胞ではミトコンドリアの基礎及び最大酸素消費量(oxygenconsumption rate:OCR)が有意に増加していた。数値は平均値±標準偏差を示す。統計処理は両側独立標本 Student's t 検定を用いた。検体数は各群 N=3。文献 5)より引用、改変。139 例の小児 AML 患者検体の RNA シーケンス解析JPLSG)の倫理委員会(承認番号:A180524001)みられるのかを明らかにするため、日本小児白血病研究グループ AML-05 臨床試験に参加登録した結果をもとにエンリッチメント解析を実施した。統計解析 統計解析手法として、両側独立標本 Student's t検定、Mann-Whitney U 検定並びに Log-rank 検定を 使用した。本研究を遂行するにあたり、動物実験は横浜市立大学動物実験計画審査委員会(承認番号:FA-24-011)、患者検体を駆使した解析は横浜市立大学及び日本小児白血病研究グループ(Japan Pediatric Leukemia/Lymphoma Study Group:の承認を得て実施した。MA9/Prdm16 マウス白血病細胞ではミトコンドリア好気性代謝が亢進しているが増強されるのかを明らかにするため、MA9 コントロールと MA9/Prdm16 細胞を用いてフラックスアナライザーによるミトコンドリア酸素消費速度の解析を行った結果、MA9 コントロールに比べてMA9/Prdm16 細胞ではミトコンドリアの基礎及び最大酸素消費量(oxygen consumption rate:OCR)が有意に増加していることを見出した(図 1)。以上から、網羅的遺伝子発現変動・エンリッチメント解析の結果に矛盾せず、MA9 コントロールに比べてMA9/Prdm16 細胞ではミトコンドリアの好気性代謝が亢進していることが示唆された。Prdm16 高発現白血病細胞では TCA 回路反応の促進を認める Prdm16 高発現による OXPHOS の活性化の背景にαKG 以降の TCA 回路反応の促進があるのかを明らかにするため、シタラビン存在下で培養後の MA9 コントロールと MA9/Prdm16 細胞の代謝産物を含む細胞抽出液をもとにメタボローム解析 を実施した。その結果、MA9 コントロールに比べてMA9/Prdm16 細胞ではミトコンドリア TCA 回路 におけるαKG 以降の中間代謝産物であるコハク酸(succinate)、 フ マ ル 酸(fumarate)、 マ レ イ ン 酸125

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