00010-310-210-1100101LowerHigherwith ampicillin, piperacillinor meropenem102Chenodeoxycholic acidDeoxycholic acidLithocholic acidUrsodeoxycholic acidAcetatePropionateButyrateIsobutyrateValerateIsovalerateLactateSuccinatePyruvateCholic acidFold changeUnadjustedAdjustedGroup 1(n = 11)8 (72.7%)*1 (9.1%)2 (18.2%)Group 2(n = 13)3 (23.1%)1 (7.7%)2 (15.4%)1 (7.7%)図2 抗微生物薬による便中代謝物量の変化2回目に採取された便中の代謝物量に及ぼすアンピシリン、アンピシリン・スルバクタム、ピペラシリン・タゾバクタム、または、メロペネムの影響を線形回帰モデルにより推定した。結果は、Group 2における便中代謝物含有量に対するGroup 1における含有量の比として表した(Unadjusted)。対象とした代謝物は3名以上の患者で検出されたものとし、初回の代謝物濃度及び表1に示した共変量で調整した値についても算出した(Adjusted)。表2 有害反応発現割合有害反応下痢高ビリルビン血症血清クレアチニン上昇白血球減少血小板減少入院後2週間以内に発現した有害反応について患者数と割合を示した。有害反応の評価はCTCAE ver.5に基づいて行い、Grade 1以上を計上した。 *は2群間の差が有意であることを示す(p < 0.05、 Fisher's exact test)。抗微生物薬の非経口投与が便中の短鎖脂肪酸および胆汁酸に及ぼす影響85
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