結 論追 記謝 辞利益相反心臓移植待機中の重症心不全患者においてヘモグロビンは心不全入院の予測因子となる必要であろう。最後に、本研究では我々のコホートに基づきROC曲線を作成してヘモグロビンとBNPのカットオフ値を決定し、同じコホートを用いて臨床転帰を評価した。今後、これらのカットオフ値の妥当性について、他の重症心不全患者コホートで評価されることが望ましい。 外来で心臓移植待機中の重症心不全患者において、移植登録時のヘモグロビンは心不全入院の予測因子であった。ヘモグロビンとBNPを使用して、心不全入院率を明確に層別化することができた。 本研究は、International Heart Journal誌11)に発表した。 本研究を遂行するにあたり、研究助成を賜りました公益財団法人臨床薬理研究振興財団に心より感謝申し上げます。 本研究に関して開示すべき利益相反はありません。55
元のページ ../index.html#69