-/-1CPNSBF%01SDPL%01TW)lortf(C-fl0*AB nocodoP1CSDPLSBFSDPLSBFDBN***2.01.51.00.5WTNPC1-/-図 2 NPC にける CerK とセラミドの細胞内局在A:CHO 細胞(WT, NPC1 -/-)における BODIPY-Cer および CerK-mCherry の細胞内局在(scale bar, 5μm)。B:CHO 細胞(WT, NPC1 -/-)を 10% FBS または 10% LPDS を含む培地で 48 時間培養した時のフィリピン染色像および BODIPY-Cer の細胞内局在(scale bar, 5μm)。C:10% FBS または 10% LPDS を含む培地で 48 時間培養した CHO 細胞(WT, NPC1 -/-)に10μM BODIPY-Cer を添加して産生された BODIPY-C1P の量(n=3 per group)(one-way ANOVA)。mean ± SEM。*p<0.05、** * p<0.001。興味深いことに、NPC1-/- 細胞においては BODIPY-Cer と CerK-mCherry がエンドソームにおいて共局在していた。一方、WT 細胞においては、両者の局在が異なっていた(図 2A)。従って、NPC1 -/- 細胞においてはセラミドと CerK が共局在することでC1P の産生が亢進する可能性が示唆された。次に、NPC1-/- 細胞における異常な BODIPY-Cer の局在は、遊離型コレステロールの蓄積に起因する可能性を検証した。リポ蛋白質を含まない血清(lipoprotein-deficient serum; LPDS)で NPC1 -/- 細胞を 48 時間培養したところ、遊離型コレステロールの蓄積を軽減90CerK は主にエンドソームに局在することが知られている。本研究においても CerK-mCherry はエンドソームに局在していることが観察され、この局在はNPC1 -/- 細胞と正常対照細胞の間で顕著な違いは認められなかった(図 2A)。一方、BODIPY-Cerを細胞に添加すると、ゴルジ体に集積することが知られている。本研究では BODIPY-Cer を細胞に添加して 2.5 時間インキュベートした時の細胞内局在を観察したところ、その局在は、WT 細胞においてはゴルジ体であったが、NPC1-/- 細胞においてはエンドソームに異常な局在が観察された(図 2A)。BODIPY-CerBODIPY-CerFilipinWTBODIPY-CerWTNPC1-/-CerK-mCherryMergeCerK-mCherryMergeNPC1- /-
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