臨床薬理の進歩 No.42
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.cnoc I-PCamsalPLm/gn() *15/*15*1a/*15*1b/*15*1a/*1a*1a/*1b*1b/*1b1.51.00.50.0表1 OATP1B1遺伝子多型別の被験者背景被験者数性別(男性/女性)年齢(歳) BMI(kg/m2)eGFR(mL/min/1.73 m2)総ビリルビン(mg/dL)ALT(IU/L)数値は人数または平均値 ± 標準偏差[最小値−最大値]を示す。ALT, alanine aminotransaminase; BMI, body mass index; eGFR, estimated glomerular filtration rate; OATP1B1, organic anion transporting polypeptides 1B1.図4 OATP1B1遺伝子多型別の血漿中CP-I濃度6群間の比較はKruskal-Wallis 検定で行い、事後検定はDunn検定で行った。CP-I, coproporphyrin-I.研究2 血漿中CP-IとOATP1B1遺伝子多型の 表1に示すとおり、6つのグループ間で臨床背景に違いは見られなかった。血漿中CP-I濃度(平均±標準偏差)は、OATP1B1*1b/*1b群、OATP1B1*1a/*1b群、OATP1B1*1a/*1a群、OATP1B1*1b/*15群、OATP1B1*1a/*15群およびOATP1B1*15/*15群でそれぞれ0.45 ± 0.12、0.47 ± 0.16、0.47 ± 0.20、0.50 ± 0.15、0.54 ± 0.14および0.74 ± 0.31 ng/mLであり、6群間で有意差が認められた(p < 0.0001)。事後検定の結果、OATP1B1*1b/*15群、OATP1B1*1a/*15群およびOATP1B1*15/*15群における血漿中CP-I関連の評価8)p= 0.0003p= 0.0005p= 0.036OATP1B1*1b/*1bOATP1B1*1a/*1bOATP1B1*1a/*1a10332/7155.9 ± 11.0 [40-74]21.9 ± 2.8 [15.4-29.9]77.3 ± 8.4 [60.0-96.3]0.79 ± 0.24 [0.4-1.4]17.5 ± 9.4 [5-59]12237/8555.3 ± 10.0 [39-74]22.3 ± 3.0 [14.5-29.8]78.6 ± 9.1 [60.7-94.9]0.81 ± 0.24 [0.4-1.4]17.5 ± 9.7 [6-53]濃度は、OATP1B1*1b/*1b群と比較して有意に高かった(図4)。CP-Iの動態への関与が示唆されている他のトランスポーターの遺伝子多型の影響について検討した結果、MRP2(rs717620)、OATP2B1(rs12422149)およびOATP1B3(rs4149117およびrs7311358)全てにおいて、血漿中CP-I濃度との関連は認められなかった(図5)。血漿中CMPF濃度については、6群間で有意な差は認められなかった(図6)。研究3 関節リウマチ患者における血漿中CP-I濃度の個人差に関連する因子の探索 対象患者36名において、関節リウマチの疾患活動性の指標であるdisease activity score 28-C-reactive protein(DAS28-CRP)の範囲は2.20-5.31と個人差が大きく、寛解(DAS28-CRP ≦ 2.6)の患者が5名、低疾患活動性(2.6 < DAS28-CRP ≦ 3.2)の患者が11名、中等度疾患活動性(3.2 < DAS28-CRP ≦ 5.1)の患者が19名、高疾患活動性(DAS28-CRP > 5.1)の患者が1名であった。OATP1B1*15アレル非保有群は24名、OATP1B1*15アレル保有群は12名であった。血漿中CP-I濃度(平均±標準偏差)は0.63±0.17 ng/mLであり、研究2で明らかになった健康成人の値と比べて高い傾向が認められた。血漿中CMPF、IL-6およびTNF-α濃度[中央値(範囲)]は、それぞれ1891.0(543.2-7483.7)ng/mL、11.2(1.1-219.8)pg/mLおよび7.1(0.51-101.2)pg/mLであり、大きな個人差が認められた。 OATP1B1*15アレル非保有群およびOATP1B1*15アレル保有群における血漿中CP-I濃度(平均 ± 4012/2856.9 ± 9.1 [39-72]22.1 ± 2.9 [17.4-28.0]78.9 ± 8.4 [60.4-92.7]0.70 ± 0.19 [0.4-1.0]20.5 ± 10.1 [10-53]122

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