臨床薬理の進歩 No.42
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臨床薬理 2019 ; 50(3) : 89-95.牧野 好倫埼玉医科大学 国際医療センター がんゲノム医療科/薬剤部論文Individual optimal dose of amrubicin to prevent severe neutropenia in Japanese patients with lung cancer.Cancer Science2019 ; 110(11) : 3573-3583. 本賞は弊財団が日本の臨床薬理学研究の発展のため設立した賞です。本賞は日本臨床薬理学会に設置された財団賞選考委員会により審査・選考が行われ、毎年の日本臨床薬理学会学術総会において学会理事長から顕彰されます。 学術奨励賞は「わが国の臨床薬理学の発展に寄与・貢献する重要な臨床薬理学的研究を拡充するため、中堅の研究者1名を推挙・奨励し研究成果を次年度、日本臨床薬理学会学術総会にて発表する」ものです。 学術論文賞は「前年(2019年1月~12月)に発表された臨床薬理学に関する研究論文のなかから優れた論文若干編を選びそれぞれの第一著者に贈る。ただし、そのうち少なくとも1編は、日本臨床薬理学会誌「臨床薬理」に掲載された論文とする」となっております。(学術奨励賞 1件 300 万円 学術論文賞 1件 50 万円)奥村 俊一東京都立駒込病院 薬剤科論文Detection of Signals of Convulsion-inducing Effect for Fluoroquinolone Antibiotics Alone and with Co-administration of Nonsteroidal Anti-inflammatory Drugs in Association with Aging Using Japanese Adverse Drug Event Reporting Database.臨床薬理 2019 ; 50(5) : 203-209.鈴木 敦東京女子医科大学 循環器内科学講座第31回 臨床薬理研究振興財団賞研究テーマ抗不整脈薬の効果予測のための遺伝子発現と高分解能心電図指標による探索的研究◎学術奨励賞◎学術論文賞花田 和彦明治薬科大学 薬物動態学研究室論文新薬開発時に行われる母集団薬物動態解析結果と臨床薬物動態試験解析結果の乖離【臨床薬理研究振興財団賞】

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