臨床薬理の進歩 No.41
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分適化切誘な導刺激新規適既切存な薬の導入得獲のクーワトッネ子伝遺連関性能多るよに子因中山最終分化型・単能性の体性細胞化候補薬剤のin silicoスクリーニング遺伝子発現プロファイルの比較単能性・分化型細胞からの多能性幹細胞作製と適切な分化誘導による臓器再生多能性幹細胞iPS細胞方  法遺伝子ネットワークへの変換図1 遺伝子ネットワークの再プログラム化による新規治療戦略query図2 In silicoによる初期化候補薬のスクリーニング臓器再生多能性から器官特異的な類似性相関係数と主成分分析に基づくバイオインフォマティクス解析ホルモン療法感受性がん限局がん・いるヒト臨床検体の転移病巣と原発巣の遺伝子データベースからの遺伝子発現プロファイルを収集し、遺伝子発現の変化を主成分分析と相関係数を応用したコネクティビティマップ(CMAP)で解析する。CMAPは Broad institute of MIT & Harvardが作成した遺伝子発現のデータベースで、様々な細胞に様々な薬剤を作用させて変化する遺伝子発現を網羅的に解析したものである。今回、新規転移・がん幹細胞性・抗がん剤耐性関連因子の再プログラム化候補薬剤をスクリーニングする(図3)。転移能・薬剤耐性・去勢抵抗性前立腺がんへの進展と適切な薬剤による治療成績の向上転移性・抗がん剤耐性去勢抵抗性前立腺がん性得胞獲細の幹クんーがワるトよッにネ合子適伝・遺択連選関治療成績の向上薬剤耐性から感受性へ or 転移性から限局性へ遺伝子ネットワークの変換outputpositive報告9)から、我々が着想した。 本研究では、難治性遺伝子ネットワークを標的とした再プログラム化戦略に基づく、革新的新規治療のための新規薬剤のスクリーニングおよび分子基盤の確立と応用を目的とした(図2)。1. バイオインフォマティクスによる再プログラム オープンソースで体系的に収集され公開されて82

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