募が可能なように年齢制限の見直しがあると助かると思います。福土先生の言われたトラベルアワードもよいと思います。〈乾〉今後も現在のご支援を継続いただければと思います。今日のお話のなかで、一般の方、国民の皆さんにも、臨床薬理学の重要性を理解していただく必要性が指摘されました。日本臨床薬理学会として広報を行う必要があると思いますが、財団の活動としても一般の方に向けた啓発活動を行っていただけると、財団の活動がさらに生きてくるように思います。〈安藤〉財団の活動は本当に素晴らしく、さらに幅を広げていただきたいと思います。そして、乾先生がおっしゃったように、25年後には医師や薬剤師が皆、臨床薬理学という言葉を言わなくても、臨床薬理学を理解している世の中になり、その成果を患者さんや一般市民に還元できる世の中になっていればよいなと思います。そのなかで臨床薬理学、日本臨床薬理学会、臨床薬理研究振興財団の存在価値がさらに高まってくると思います。本日はありがとうございました。いただきたいと思います。また臨床薬理学に取り組むタイミングが遅かった方もいらっしゃいます。年齢制限の部分を少し考慮いただければ非常にありがたいと思います。〈安藤〉最近の助成金は研究助成だけでなく、教育に対する助成という形も増えてきています。例えば研修医や専攻医に対する院内、あるいはそのエリアでの教育研修のための会場費助成等の仕組みがあれば、研究にも興味を持つ人も増え、裾野が広がるのではないかと期待されます。〈福土〉世界的にはアメリカが臨床薬理学についても、世界をリードしています。米国臨床薬理学会が毎年3月ぐらいにannualmeetingを開催していますが、参加している日本人は少なく、今後は参加して情報交換し、リサーチネットワークを作ることも必要だと思います。そういう助成事業を考えていただければたいへんありがたいと思います。〈曳野〉庄司先生も触れましたが、可能であれば助成金の応募資格もPhDを取ってから何年間ということが条件で、少し遅くから研究を始めた人にも応85
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