安藤 仁(金沢大学)乾 直輝(浜松医科大学)庄司健介(国立成育医療研究センター)曳野圭子(理化学研究所)福土将秀(札幌医科大学)肥田典子(昭和医科大学)(司会:安藤仁氏のご挨拶より)日本の臨床薬理学は臨床薬理研究振興財団とともに歩んできたという歴史があり、まさにこの財団の歴史はわが国の臨床薬理学の変遷そのものともいえると思っています。2025年には財団が50周年を迎えるということで、その記念誌を作成することになり、その目玉企画のひとつとして、臨床薬理学の若手の先生方にお集まりいただき、臨床薬理学の将来展望を語っていただくのが、本日の座談会の目的となります。すでに、ベテランの先生方の座談会では、主に臨床薬理学の歴史に焦点を当てつつ、次代の研究者への期待などについてお話いただいていると伺っています。本日は臨床薬理学の第一線でご活躍の若手の先生方から、ご自身の臨床薬理学研究との関わりと今後のプランをご紹介いただき、合わせて2050年をひとつの目途として、次代育成に向けた教育や臨床のあり方を含め、将来の臨床薬理学発展に向けた思い、そしてアイディアをご披露いただきたいと思います。参加者(敬称略)72座談会2050年に向けた臨床薬理学の将来~新たな時代に向けた展望を語る~臨床薬理学と言わなくてもその考え方に基づき診療できることが理想座談会50周年記念
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