50年のあゆみ
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財団設立50周年記念誌『50年のあゆみ』を発刊するにあたり、ご寄稿、集中講座記録集へのご執筆および座談会へのご出席をいただいた先生方に深謝申し上げます。私が財団に所属した際、財団OBの大先輩から直々に、本財団の役割と重要性、 加えて最も重要な業務は50周年記念式典、記念誌を恥じない立派なものにすることである旨の指令を頂戴しました。また、所属初年にあたる2020年はCOVID-19感染 拡大のまっただ中でした。人との接触が感染拡大につながるとの認識から、財団の各種イベント運営について、従来の方法を全面的に見直さざるを得ない状況となりました。大先輩からのエールを胸に、先生方のご指導・ご支援のもと、COVID-19感染拡大という苦境を乗り越えつつイベント運営を推進し、財団50周年イベントを成功へ導くべく準備を進めて参りました。準備を推進するにあたり、財団スタッフだけでなく関係者にもその意気込みをご理解いただくため、スローガン『設立50周年に感謝と誇りをもって、臨床薬理学の更なる発展に貢献しよう』 を掲げました。この感謝は、50年にわたり、①財団活動にご指導・ご支援をいただいております 先生方、②財団への寄附を継続していただいております第一三共株式会社、③財団運営をリードし支えてくださっている財団スタッフの皆様、 の三つの対象への感謝です。加えて、50年間の活動を誇りとして、今後使命を果たすべく活動を継続していく意志をお示ししております。今後も、橋渡し研究と位置付けている臨床薬理研究に積極的に支援および助成し、 臨床薬理学の奨励、 臨床薬理研究者の育成を通じて、微力ながら日本の創薬力、育薬力の向上、さらには医学、薬学の発展につなげていきたいと考えております。先生方をはじめとする関係各位に おかれましては、今後とも変わらぬ ご指導・ご支援を賜りますよう お願い申し上げます。本誌作成にあたり、財団事務局の 中村達也、藤田健輔、石塚治美 各氏の ご協力に感謝いたします。公益財団法人 臨床薬理研究振興財団常務理事 池上 卓志あ と が き

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