受講後受講前受講後受講前Ⅴ.臨床薬理学の教育と学習:特に参加体験型演習の意義について1.21.00.80.60.460.40.20.0受講生平均1.21.051.00.80.60.40.20.0広範囲にわたる臨床薬理学の守備範囲・組織・教育については、1970年にWHOが公表しており、研究、教育、その他の活動に分けて整理することができます(Clinical Pharmacology. Scope, Organization, Training. Report of a WHO study group. World Health Organ Tech Rep Ser. 1970:446:5-21)。さらに、2010年に欧州の臨床薬理学研究者が中心になって、IUPHAR、WHO、CIOMSの共同事業として21世紀に向けた合同ポジションペーパーが公表されています(Position Paper, “Clinical Pharmacology in Health Care, Teaching and Research” 日本語訳:「医療、教育、研究における臨床薬理学の役割~IUPHAR、WHO、CIOMSの合同ポジションペーパー~、臨床薬理、2014:45(6):209-262)。このなかで、医学生のための臨床薬理学、治療学と処方のモデル・コア・カリキュラム:合理的処方を支援するために必要なコアとなる知識、技能、心構え(態度)の概要と、臨床薬理学専門医となるためのモデル・カリキュラムの概要が示されています(臨床薬理学 第4版、2017年、表1−3および表1−4)。臨床薬理学の骨格となる多くの知識を短時間に学習するためには、集合して受ける講義形式は必須ですが、参加体験型学習は受動的な講義形式だけでは得られない利点があるため、受講者にとって有益で効果Q.研究の目的に見合った試験デザイン(比較試験、ランダム割付、盲検化等)を適切に選択することができますか?図1:臨床薬理学集中講座(第2期および第3期)の受講者アンケートの結果《第1回(2016)~第4回(2019)集合開催、第5回(2021)~第7回(2023)Web開催》臨床薬理学集中講座募集ポスターと講義テキスト第1〜4回集合1.060.74受講生平均103第5〜7回 Web
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